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空間デザイン・ブランド設計・プロダクトデザインを手がける会社です

RANCH DESIGN WORKS

Judgment Log 03

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判断の記録 その3

この仕事で最初に決めたのは、
何の店かを、空間で説明しない という判断でした。

 

当時は、何屋さんかも知らされていませんでした。

ジャンルや文脈を示す記号は、
分かりやすさと引き換えに、
想像の余地を狭めてしまうことがあります。

 

だから今回は、
説明につながる要素を意図的に置きませんでした。

主役は、つくる人と、その手から生まれるもの。

 

空間が前に出る必要はありません。

視線が自然に手元へ集まり、
動線や間が妨げられない状態を整える。


それが、この仕事で最初に向き合った設計でした。

 

結果として、

レイアウトそのものが評価され、
話題になる という反応が生まれました。

意図して目立たせたわけではありません。


ただ、
主役が迷わず動ける配置を突き詰めた結果、
空間の構造が浮かび上がっただけです。

 

装飾は、意味を語らない。
素材も、物語を背負わせない。

空間は、
印象を残すためのものではなく、
集中が続くための環境として扱いました。

 

完成した空間に、
分かりやすい説明はありません。

ですが、
中に入った瞬間、
ここで何が大切にされているかは伝わる。

そういう状態を目指しています。

 

私たちは、
空間に役割を与えすぎません。

主役が誰かを見誤らないこと。
それが、判断の基準です。

我々は判断から、かたちをつくる。

Copyright © Ranch Design Works, Ltd. All Rights Reserved.

|Since 2002|FUKUOKA|

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